脇汗治療で病院に行って処方される薬とその費用はいかに?
脇汗治療で病院に行こうと考えている人は多いです。
では、病院で処方される薬はどんなものがあるのでしょうか?
そして、その薬は、制汗剤などと比べて
どれくらい効果があるのでしょうか?
病院で処方される薬をみていきましょう。
塗り薬
まず、第1選択肢となるのは、塗り薬です。
そんなものドラッグストアに売ってるじゃないかーっと
怒りの声が聞こえてきそうですが、
この病院で処方される塗り薬は一味違います。
病院で処方される塗り薬は、
塩化アルミニウム製剤
です。
塩化アルミニウムは、一般的な制汗剤にも含まれています。
しかし、病院で処方される塩化アルミニウムは、
含有量が異なり、
塩化アルミニウムと一般的な制汗剤に含まれるテノール液とを
比較してみると、
病院処方の塩化アルミニウム液は、テノール液の
約5倍の濃度があります。
そのため、威力も強いものになっています。
しかし、塩化アルミニウムは、汗を出なくさせるという対症療法の一つとして
行っており、根本的な、汗を完全に出なくさせるわけではなく、
一時的なものです。
この塩化アルミニウムは、健康保険が利用できず、全額自費となります。
病院や内容によって異なりますが、
3,000~6,000円が相場のようです。
また、副作用として、湿疹ができたりすることがあるようです。
これについては、アルミニウムと汗が化学反応を起こし、
塩酸を精製し、肌荒れの原因になることがあります。
飲み薬
効果的だといわれているのが飲み薬です。
汗の分泌に関与しているといわれている
このアセチルコリンの働きを抑えることで
汗腺の働きを抑制し、汗そのものを減らしてしまう方法です。
現在、日本で、脇汗に対して処方可能な内服薬は、
プロバンサイン
です。
非常に効果的な薬ではありますが、副作用も当然あります。
アセチルコリンには、唾液や涙の分泌を促す役割があり、
副作用として、目や口の渇きというものが発生することがあります。
費用面では、プロバンサインは、健康保険適用のため、
約1,000円(3割負担)
程度となります。
まとめ 脇汗治療で病院から処方される薬と費用
塗り薬と飲み薬とがあります。
塗り薬は、保険適用外ですが、飲み薬は、保険が適用され、
比較的安く治療を受けることができます。
塗り薬と飲み薬にはそれぞれ副作用があります。
それらを知った上で、使用してください。